マレーシア航空ラウンジに入れる裏技とは?
マイレージプログラムの醍醐味の1つに、「上級(エリート)会員になると、優先チェックイン、ビジネスクラスラウンジ、荷物の優先受け取りなど、VIP扱いを体験できる」ことがあります。
上級会員が受けられる特典はいくつもありますが、その中でも人気なのが
「乗るのがエコノミークラスでも、マイレージ上級会員であれば、ビジネスクラス利用客用のラウンジに入れる」
という特典になります。
ラウンジに入れるのは、基本的に
「ビジネスクラス以上の乗客」
「マイレージの上級会員」
の人だけ
搭乗開始ギリギリまで、限られた人しか入れないラウンジで、ゆったりできるのは贅沢な時間と言えます。
しかし、残念ながら、航空会社ラウンジに入れるのは、基本的には
「ビジネスクラスの乗客」
「ファーストクラスの乗客」
「マイレージ上級会員で、エコノミークラスの乗客」
だけになります。
言い換えれば、「乗るのがエコノミークラスで、マイレージの上級会員でない人は、航空会社のラウンジには入れない」ことになります。
例えば、マレーシア航空に乗って、クアラルンプール空港にある豪華なマレーシア航空ラウンジに入れるのは、以下の人だけになります。
「マレーシア航空・ビジネスクラスの乗客」
「ワンワールド加盟航空会社・ビジネスクラスの乗客」
「ワンワールド加盟航空会社・ファーストクラスの乗客」
「JALマイレージバンク・一部の上級会員」
「マレーシア航空・エンリッチ・一部の上級会員」
「ワンワールド・サファイア会員」
「ワンワールド・エメラルド会員」
つまり、乗るのがマレーシア航空のエコノミークラスで、マイレージの上級会員でない人は、マレーシア航空ラウンジには入れないことになります。
そして、今このページを読んでいるほとんどの方は、「大抵乗るのはエコノミークラスで、上級会員でもないから、ラウンジには入れない」という方ではないでしょうか。
ちなみに、クアラルンプール空港のマレーシア航空・ゴールデンラウンジでは、以下のような空間でリラックスしたり、食事をしたり、アルコール類を飲むことができます。

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クアラルンプール空港・国際線ターミナル・マレーシア航空ラウンジの様子

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ラウンジ内には人工池もあり、高級感のある雰囲気

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食事のビュッフェも充実

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搭乗前にシャワーでリフレッシュもできる。清潔なので日本人でも問題なく利用できる
無理やり上級会員になる人もいる
マイレージプログラムの上級会員になると、「エコノミークラスに乗る時でも、ラウンジに入れる特典」があるわけですが、中には、それだけが目的で、飛行機に必要以上に乗る人たちもいます。
たまたま重なった旅行や、頻繁な出張などで、ある1年間に飛行機にたくさん乗ったことにより上級会員になったが、一度上級会員になると、その時の心地よさが忘れられず、また上級会員になるため(または毎年上級会員になるため)だけに、飛行機に乗る人もいるほどです。
例えば、あと1~2回、マレーシア(または東南アジア各地)に飛ばなければ、来年以降も上級会員になれない場合、上級会員の資格をキープするだけのために、もう1~2回飛行機に飛ぶ人もいます。
一度でも、「乗るのがエコノミークラスでも、ラウンジに入れる特権を味わってしまうと、上級会員資格を失うのが嫌だ」と思う人も結構多いのが実情です。
毎年上級会員でいるためには
お金がかかる
海外出張などで、毎年たくさんの長距離路線に乗る人を除き、毎年マイレージプログラムの上級会員でいることは難しくなります。
例えば、エコノミークラス利用時も、ビジネスクラスラウンジに入れるレベルの上級会員の場合、マイレージプログラムにより多少の差はありますが、毎年日本~マレーシア間をエコノミークラスで最低5~6往復はする必要があります。
また、一部のマイレージプログラムでは、搭乗回数が多いと上級会員になることもできますが、それでも、年間30回前後とハードルが高くなってるのが現状です。
乗るのがエコノミークラスでも、
マレーシア航空/ワンワールド航空会社の
上級会員でなくても、
マレーシア航空ラウンジに入れる方法あり!
「私はマレーシア航空のエコノミークラスしか乗らないし、マレーシア航空/JALなどのマイレージ上級会員になることもないから、マレーシア航空のラウンジには入れないや」と諦めモードの方、朗報があります。
実は、
「乗るのはエコノミークラスでも、マレーシア航空・JALのマイレージ上級会員でなくても、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる方法」が存在するのです。
実は、条件が揃えば
スカイチームの上級会員も
マレーシア航空ラウンジに入れる
一般的には、
「クアラルンプール空港にある、マレーシア航空ラウンジに入るには、マレーシア航空/JAL/ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス・ファーストクラスに乗るか、マレーシア航空/JAL/ワンワールド加盟航空会社のマイレージ上級会員であるのが条件」
になるのですが、実は
「スカイチーム加盟航空会社のマイレージ上級会員も、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる例外」
があるのです。
例えば、大韓航空でソウル経由でクアラルンプールへ飛ぶ場合、帰りにクアラルンプール空港を出発する時は、マレーシア航空ラウンジに入ることができるのです。
「なぜ、スカイチームに加盟している大韓航空の乗客が、ワンワールドに加盟しているマレーシア航空のラウンジに入れるの?」と思われるかもしれませんが、クアラルンプール空港には、大韓航空の自社ラウンジがありません。
その代わりに、クアラルンプール空港では、マレーシア航空のラウンジを大韓航空の契約ラウンジにしているため、乗るのはスカイチーム加盟の大韓航空でも、ラウンジはワンワールド加盟のマレーシア航空ラウンジに入れるというわけです。
同じような構図は他の空港でもあります。
例えば、羽田空港から大韓航空を利用する時、大韓航空の乗客が入れるラウンジは、JALのサクララウンジになります。
なぜなら、羽田に大韓航空のラウンジはなく、大韓航空が、羽田空港での契約ラウンジに「JALサクララウンジ」を選んでいるからです。
このように、「スカイチームのマイレージ上級会員でも、ワンワールド系航空会社のラウンジに入れるケースがあること」はおわかりいただけたかと思います。
実は、1回も飛ばなくても、
即スカイチームの上級会員に
なれる裏技がある!
デルタ航空・スカイマイルなら、
飛ばなくても即マイレージ上級会員に!
ここまで、「スカイチームの上級会員であれば、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる」ことを説明しましたが、ここで、ほとんどの方は、
「結局、(デルタ航空、大韓航空、エールフランス航空などの)スカイチーム加盟航空会社の上級会員でないと、マレーシア航空のラウンジには入れないなら、スカイチームの上級会員でない私には関係ない話だな」
と思われるはずです。
確かに、その通りで、スカイチームの上級会員でないと、上の方法で、マレーシア航空のラウンジを利用することはできません。
スカイチームの上級会員とは、「スカイチームに加盟している航空会社のマイレージプログラムどれか1つで、上級会員資格を持っていること」を意味します。
例えば、
・デルタ航空・スカイマイル
・大韓航空・スカイマイル
・エールフランス航空・フライングブルー
・中国東方航空・イースタンマイルズ
・チャイナエアライン・ダイナスティフライヤー
など、スカイチームの各航空会社ごとに、マイレージプログラムがあります。
実際には、スカイチーム加盟航空会社を頻繁に飛ばない限り、上記マイレージの上級会員になることは難しいのが現状です。
しかし、
「1回も飛ばずに、即スカイチームのマイレージ上級会員になれる方法」
があるのです。
実は、2011年11月、(日本の)マイレージ業界で、前代未聞のサービスが誕生しました。
それは、「スカイチームに加盟しているデルタ航空のマイレージ『スカイマイル』では、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会し、そのカードを保有し続けるだけで、半永久的に上級会員(ゴールドメダリオン会員)になれる」というサービスです。
つまり、デルタ航空(またはスカイチーム加盟航空会社)にたくさん乗らなくても(極端には1回も乗らなくても)、このカードに入会するだけで、即デルタ航空の上級会員(スカイチームの上級会員)になれてしまうのです。
ということは、毎年長距離路線を何往復も飛ぶといった苦労から解放され、上級会員資格を維持できることになります。
デルタ・ゴールドメダリオン会員は
特典がいっぱい。
ゴールドメダリオン会員=
スカイチームのエリートプラス会員なので、
デルタ航空だけでなく、スカイチーム加盟航空会社利用時も、同じメリットを受けられる。
JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ同様、デルタ航空・スカイマイルでも、上級会員(ゴールドメダリオン会員)になれば、ラウンジに入れるようになります。
なお、デルタ航空のゴールドメダリオン会員になると、同時にスカイチームのエリートプラス会員にもなります。
エリートプラス会員とは、スカイチームに共通する上級会員レベルの名称で、エリートプラス会員になると、スカイチームに加盟している全ての航空会社で、上級会員のメリットを受けられることになります。
つまり、デルタ航空利用時のほか、以下のスカイチーム加盟航空会社に乗る時も、同じ上級会員の特典(ラウンジに入れる特典を含む)を受けることができます。
・大韓航空
・チャイナエアライン
・中国東方航空
(子会社の上海航空含む)
・中国南方航空
・廈門航空
・ガルーダインドネシア航空
・ベトナム航空
・エールフランス航空
・KLMオランダ航空
・アリタリア航空
・アエロフロートロシア航空
・アエロメヒコ航空など
例えば、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員は、デルタ航空だけでなく、大韓航空やチャイナエアラインなどをエコノミークラスで乗る時も、ラウンジに入ることができるのです。
デルタ航空・ゴールドメダリオン会員
(スカイチーム・エリートプラス会員)が
マレーシア航空ラウンジに入れる
航空会社は決められている。
現在、対象なのは大韓航空だけ。
ここまでの説明は、
「スカイチームの上級会員も、クアラルンプール空港では、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入ることができる」
「あるクレジットカードに入会すれば、1回も飛ばなくても、即デルタ航空・ゴールド会員の資格が付与される」
「デルタ航空のゴールド会員になれば、同時にスカイチームのエリートプラス会員になれるので、結果、スカイチームの上級会員になれる」
という内容でした。
これからは、「スカイチームの上級会員は、どの航空会社を利用すると、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れるのか?」を解説していきます。
まず結論ですが、「クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れるのは、大韓航空で飛ぶ時だけ」になります。
例えば、クアラルンプール空港では、大韓航空はマレーシア航空ラウンジと契約しているため、デルタ航空のゴールドメダリオン会員(スカイチームのエリートプラス会員)として、乗るのが大韓航空のエコノミークラスでも、マレーシア航空ラウンジに入ることができます。
ところが、クアラルンプール空港から、チャイナエアラインやベトナム航空など、大韓航空以外のエコノミークラスに乗る場合、これらの航空会社は、マレーシア航空ラウンジと契約していないため、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入ることはできません(チャイナエアラインのラウンジなど、他のラウンジには入れます)。
このように、
「同じクアラルンプール空港から出発する場合でも、どのスカイチームの航空会社に乗るかによって、マレーシア航空ラウンジに入れるケースと入れないケースがある」
「入れるのは、乗るスカイチームの航空会社が、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジと契約している場合」
「現在、クアラルンプール空港に就航しているスカイチーム加盟航空会社の中で、マレーシア航空ラウンジと契約しているのは、大韓航空だけ」
となります。
例えば、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会して、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員(スカイチームのエリートプラス会員)になると、クアラルンプールから大韓航空に乗る時、マレーシア航空ラウンジに入れますが、ベトナム航空などに乗る時は、他のラウンジになります。
大韓航空でクアラルンプールに行くには
経由便になるが、
日本の出発空港や
乗り継ぎ地のソウル仁川空港でも
ラウンジに入れる。
しかも、出発時の日本の空港と、
帰国時のクアラルンプール空港では
優先チェックイン・優先搭乗もできる!
ここまでの説明は、
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会し、スカイチームのエリートプラス会員になり、大韓航空でクアラルンプールまで行けば、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる」
というものでした。
「私が乗るのはマレーシア航空のエコノミークラスだし、マイレージの上級会員でもないから、マレーシア航空のラウンジに入れる機会はないと思っていた」
という方も、上記の方法なら、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れることになります。
しかし、同時に、
「マレーシア航空ラウンジに入れるのは嬉しいけど、大韓航空利用でクアラルンプールに行く場合、どうしてもソウル経由になるなら、ちょっと面倒かも・・」
と思われるかもしれません。
確かに、マレーシア航空でクアラルンプールまで直行で飛ぶよりは、ソウル経由でクアラルンプールに飛ぶほうが時間がかかりますが、その分、上級会員の特典を受けることができます。
例えば、成田空港から大韓航空のソウル経由でクアラルンプールへ飛ぶ場合、スカイチームのエリートプラス会員は、どのような特典を受けることができるのでしょうか。
以下、メリットを簡単に触れてみます(以下の例は成田から出発する場合ですが、関空・名古屋・福岡などから大韓航空で出発する場合も、ほぼ同じになります)。
1.
【成田空港】
「大韓航空のチェックインカウンターは、乗るのがエコノミークラスでも、ビジネスクラス用のカウンターですぐチェックインできる」
2.
【成田空港】
「乗るのがエコノミークラスでも、空いている専用の保安検査場を利用できる」(成田空港のみ)
3.
【成田空港】
「搭乗開始まで、大韓航空ラウンジ、またはデルタ航空ラウンジでゆったりする」
4.
【ソウル仁川空港】
「クアラルンプールへの乗り継ぎ便の出発まで、大韓航空ラウンジでゆったりする (仁川空港は大韓航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
5.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港に到着後、スカイチームのエリートプラス会員特典として、乗ったのがエコノミークラスでも、ビジネスクラスの乗客と一緒に、早めに預け手荷物がターンテーブルに出てくる。結果、時間を節約できる」
6.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港の大韓航空カウンターでは、乗るのがエコノミークラスでも、空いているビジネスクラス用のカウンターを利用できる」
7.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港から出発する時は、搭乗開始まで、マレーシア航空ラウンジでゆったりする (クアラルンプール空港はマレーシア航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
8.
【ソウル仁川空港】
「成田への乗り継ぎ便の出発まで、大韓航空ラウンジでゆったりする (仁川空港は大韓航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
9.
【成田空港】
「成田空港に到着後、乗ったのがエコノミークラスでも、ビジネスクラスの客の荷物と一緒に、自分の預けた手荷物も優先して出てくるから、早めに入国審査できる」
となります。
このように、成田から大韓航空のソウル経由でクアラルンプールに行く場合は、行きは出発地の成田、乗り継ぎ地のソウルで、帰りは出発地のクアラルンプール、乗り継ぎ地のソウルと、上級会員の特典を満喫しながら旅行をすることができます。
特に、クアラルンプール空港では、ワンワールドに加盟しているマレーシア航空ラウンジに入れることもあり、ちょっと特別な感じもします。
大韓航空でクアラルンプールに行くには
ソウル仁川経由になるが
日本から同日乗り継ぎが可能。
帰りも同日乗り継ぎが可能。
大韓航空のソウル経由でクアラルンプール空港に行くと、上記のような上級会員のメリットを受けれるわけですが、唯一の欠点が、経由便だと、マレーシア航空の直行便より時間がかかってしまうことです。
ただし、大韓航空のクアラルンプール行きは、ソウル出発が夕方なので、日本を午前中/早めの午後に出発する大韓航空の便に乗れば、クアラルンプール行きの便に同日乗り継ぎすることができます。
現在、大韓航空は日本の各地に就航していますが、ソウルでクアラルンプール行きに同日乗り継ぎができる、日本の出発空港は以下の通りです(スケジュールは予告なしに変更される可能性あり)。
成田、羽田、関空、名古屋、福岡、札幌、新潟、小松、岡山、鹿児島
(青森、大分など、クアラルンプールへは同日乗り継ぎできない空港も一部あり)
このように、成田、関空、名古屋、福岡をはじめ、上記の空港から出発する場合、ソウルでは数時間の待ち時間で、クアラルンプールへ同日乗り継ぎすることができます。
スケジュールによっては、乗り継ぎ時間が3時間以上になる場合もありますが、エリートプラス会員なので、仁川空港の大韓航空ラウンジでゆったりできて、食事やアルコールも無制限なので問題ありません。
何回も飛ぶことを考えると、
年会費の26,000円は格安
持っているだけで、スカイチームの上級会員になれて、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジにも入ることができる、魔法のようなデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードですが、年会費は26,000円(税抜)と高めになっています。
他のマイルが貯まるゴールドカードと比べると高い年会費になりますが、上級会員になれるメリットを考慮すると、実は26,000円は格安になります。
というのも、毎年上級会員(デルタ航空のゴールドメダリオン会員)でいるためには、アメリカやヨーロッパなどの長距離路線を年に4~5回も往復もする必要があり、それだけでも数十万円の出費になってしまいます。
ところが、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード保持者は、年間たったの26,000円(+税)の出費で、同じくゴールドメダリオン会員資格を維持することができます。こう考えると、26,000円は格安であることがわかります。
スカイチームの上級会員になって
マレーシア航空ラウンジに
入るための手順
その1
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会する
↓
その2
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが手元に届き、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員へ昇格
●クレジットカード自体は、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオンカード(スカイチーム・エリートプラス会員であることがわかるカード)とは別
↓
その3
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが届いてから、通常、3~4週間以内に、スカイマイルのゴールドメダリオン会員証が届く
●会員証が届くまでに、1ヵ月以上かかる場合もあり
↓
その4
クアラルンプールへ行く時は、マレーシア航空ではなく、大韓航空を利用する
●大韓航空の航空券の予約時・購入時に、デルタ航空の会員番号を登録する。または、チェックイン時に、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員カードを提示する
●往路は、日本の出発空港、乗り継ぎ地のソウル仁川空港で、大韓航空ラウンジに入れる
●復路は、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる
以上、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと、スカイチームのエリートプラス会員の特典を活用して、マレーシア航空のラウンジに入れる方法を紹介しました。
ワンワールドの上級会員でないにも関わらず、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入る度に、ちょっと贅沢した気分になること間違いなしです。
上級会員が受けられる特典はいくつもありますが、その中でも人気なのが
「乗るのがエコノミークラスでも、マイレージ上級会員であれば、ビジネスクラス利用客用のラウンジに入れる」
という特典になります。
ラウンジに入れるのは、基本的に
「ビジネスクラス以上の乗客」
「マイレージの上級会員」
の人だけ
搭乗開始ギリギリまで、限られた人しか入れないラウンジで、ゆったりできるのは贅沢な時間と言えます。
しかし、残念ながら、航空会社ラウンジに入れるのは、基本的には
「ビジネスクラスの乗客」
「ファーストクラスの乗客」
「マイレージ上級会員で、エコノミークラスの乗客」
だけになります。
言い換えれば、「乗るのがエコノミークラスで、マイレージの上級会員でない人は、航空会社のラウンジには入れない」ことになります。
例えば、マレーシア航空に乗って、クアラルンプール空港にある豪華なマレーシア航空ラウンジに入れるのは、以下の人だけになります。
「マレーシア航空・ビジネスクラスの乗客」
「ワンワールド加盟航空会社・ビジネスクラスの乗客」
「ワンワールド加盟航空会社・ファーストクラスの乗客」
「JALマイレージバンク・一部の上級会員」
「マレーシア航空・エンリッチ・一部の上級会員」
「ワンワールド・サファイア会員」
「ワンワールド・エメラルド会員」
つまり、乗るのがマレーシア航空のエコノミークラスで、マイレージの上級会員でない人は、マレーシア航空ラウンジには入れないことになります。
そして、今このページを読んでいるほとんどの方は、「大抵乗るのはエコノミークラスで、上級会員でもないから、ラウンジには入れない」という方ではないでしょうか。
ちなみに、クアラルンプール空港のマレーシア航空・ゴールデンラウンジでは、以下のような空間でリラックスしたり、食事をしたり、アルコール類を飲むことができます。

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クアラルンプール空港・国際線ターミナル・マレーシア航空ラウンジの様子

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ラウンジ内には人工池もあり、高級感のある雰囲気

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食事のビュッフェも充実

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搭乗前にシャワーでリフレッシュもできる。清潔なので日本人でも問題なく利用できる
無理やり上級会員になる人もいる
マイレージプログラムの上級会員になると、「エコノミークラスに乗る時でも、ラウンジに入れる特典」があるわけですが、中には、それだけが目的で、飛行機に必要以上に乗る人たちもいます。
たまたま重なった旅行や、頻繁な出張などで、ある1年間に飛行機にたくさん乗ったことにより上級会員になったが、一度上級会員になると、その時の心地よさが忘れられず、また上級会員になるため(または毎年上級会員になるため)だけに、飛行機に乗る人もいるほどです。
例えば、あと1~2回、マレーシア(または東南アジア各地)に飛ばなければ、来年以降も上級会員になれない場合、上級会員の資格をキープするだけのために、もう1~2回飛行機に飛ぶ人もいます。
一度でも、「乗るのがエコノミークラスでも、ラウンジに入れる特権を味わってしまうと、上級会員資格を失うのが嫌だ」と思う人も結構多いのが実情です。
毎年上級会員でいるためには
お金がかかる
海外出張などで、毎年たくさんの長距離路線に乗る人を除き、毎年マイレージプログラムの上級会員でいることは難しくなります。
例えば、エコノミークラス利用時も、ビジネスクラスラウンジに入れるレベルの上級会員の場合、マイレージプログラムにより多少の差はありますが、毎年日本~マレーシア間をエコノミークラスで最低5~6往復はする必要があります。
また、一部のマイレージプログラムでは、搭乗回数が多いと上級会員になることもできますが、それでも、年間30回前後とハードルが高くなってるのが現状です。
乗るのがエコノミークラスでも、
マレーシア航空/ワンワールド航空会社の
上級会員でなくても、
マレーシア航空ラウンジに入れる方法あり!
「私はマレーシア航空のエコノミークラスしか乗らないし、マレーシア航空/JALなどのマイレージ上級会員になることもないから、マレーシア航空のラウンジには入れないや」と諦めモードの方、朗報があります。
実は、
「乗るのはエコノミークラスでも、マレーシア航空・JALのマイレージ上級会員でなくても、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる方法」が存在するのです。
実は、条件が揃えば
スカイチームの上級会員も
マレーシア航空ラウンジに入れる
一般的には、
「クアラルンプール空港にある、マレーシア航空ラウンジに入るには、マレーシア航空/JAL/ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス・ファーストクラスに乗るか、マレーシア航空/JAL/ワンワールド加盟航空会社のマイレージ上級会員であるのが条件」
になるのですが、実は
「スカイチーム加盟航空会社のマイレージ上級会員も、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる例外」
があるのです。
例えば、大韓航空でソウル経由でクアラルンプールへ飛ぶ場合、帰りにクアラルンプール空港を出発する時は、マレーシア航空ラウンジに入ることができるのです。
「なぜ、スカイチームに加盟している大韓航空の乗客が、ワンワールドに加盟しているマレーシア航空のラウンジに入れるの?」と思われるかもしれませんが、クアラルンプール空港には、大韓航空の自社ラウンジがありません。
その代わりに、クアラルンプール空港では、マレーシア航空のラウンジを大韓航空の契約ラウンジにしているため、乗るのはスカイチーム加盟の大韓航空でも、ラウンジはワンワールド加盟のマレーシア航空ラウンジに入れるというわけです。
同じような構図は他の空港でもあります。
例えば、羽田空港から大韓航空を利用する時、大韓航空の乗客が入れるラウンジは、JALのサクララウンジになります。
なぜなら、羽田に大韓航空のラウンジはなく、大韓航空が、羽田空港での契約ラウンジに「JALサクララウンジ」を選んでいるからです。
このように、「スカイチームのマイレージ上級会員でも、ワンワールド系航空会社のラウンジに入れるケースがあること」はおわかりいただけたかと思います。
実は、1回も飛ばなくても、
即スカイチームの上級会員に
なれる裏技がある!
デルタ航空・スカイマイルなら、
飛ばなくても即マイレージ上級会員に!
ここまで、「スカイチームの上級会員であれば、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる」ことを説明しましたが、ここで、ほとんどの方は、
「結局、(デルタ航空、大韓航空、エールフランス航空などの)スカイチーム加盟航空会社の上級会員でないと、マレーシア航空のラウンジには入れないなら、スカイチームの上級会員でない私には関係ない話だな」
と思われるはずです。
確かに、その通りで、スカイチームの上級会員でないと、上の方法で、マレーシア航空のラウンジを利用することはできません。
スカイチームの上級会員とは、「スカイチームに加盟している航空会社のマイレージプログラムどれか1つで、上級会員資格を持っていること」を意味します。
例えば、
・デルタ航空・スカイマイル
・大韓航空・スカイマイル
・エールフランス航空・フライングブルー
・中国東方航空・イースタンマイルズ
・チャイナエアライン・ダイナスティフライヤー
など、スカイチームの各航空会社ごとに、マイレージプログラムがあります。
実際には、スカイチーム加盟航空会社を頻繁に飛ばない限り、上記マイレージの上級会員になることは難しいのが現状です。
しかし、
「1回も飛ばずに、即スカイチームのマイレージ上級会員になれる方法」
があるのです。
実は、2011年11月、(日本の)マイレージ業界で、前代未聞のサービスが誕生しました。
それは、「スカイチームに加盟しているデルタ航空のマイレージ『スカイマイル』では、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会し、そのカードを保有し続けるだけで、半永久的に上級会員(ゴールドメダリオン会員)になれる」というサービスです。
つまり、デルタ航空(またはスカイチーム加盟航空会社)にたくさん乗らなくても(極端には1回も乗らなくても)、このカードに入会するだけで、即デルタ航空の上級会員(スカイチームの上級会員)になれてしまうのです。
ということは、毎年長距離路線を何往復も飛ぶといった苦労から解放され、上級会員資格を維持できることになります。
デルタ・ゴールドメダリオン会員は
特典がいっぱい。
ゴールドメダリオン会員=
スカイチームのエリートプラス会員なので、
デルタ航空だけでなく、スカイチーム加盟航空会社利用時も、同じメリットを受けられる。
JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ同様、デルタ航空・スカイマイルでも、上級会員(ゴールドメダリオン会員)になれば、ラウンジに入れるようになります。
なお、デルタ航空のゴールドメダリオン会員になると、同時にスカイチームのエリートプラス会員にもなります。
エリートプラス会員とは、スカイチームに共通する上級会員レベルの名称で、エリートプラス会員になると、スカイチームに加盟している全ての航空会社で、上級会員のメリットを受けられることになります。
つまり、デルタ航空利用時のほか、以下のスカイチーム加盟航空会社に乗る時も、同じ上級会員の特典(ラウンジに入れる特典を含む)を受けることができます。
・大韓航空
・チャイナエアライン
・中国東方航空
(子会社の上海航空含む)
・中国南方航空
・廈門航空
・ガルーダインドネシア航空
・ベトナム航空
・エールフランス航空
・KLMオランダ航空
・アリタリア航空
・アエロフロートロシア航空
・アエロメヒコ航空など
例えば、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員は、デルタ航空だけでなく、大韓航空やチャイナエアラインなどをエコノミークラスで乗る時も、ラウンジに入ることができるのです。
デルタ航空・ゴールドメダリオン会員
(スカイチーム・エリートプラス会員)が
マレーシア航空ラウンジに入れる
航空会社は決められている。
現在、対象なのは大韓航空だけ。
ここまでの説明は、
「スカイチームの上級会員も、クアラルンプール空港では、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入ることができる」
「あるクレジットカードに入会すれば、1回も飛ばなくても、即デルタ航空・ゴールド会員の資格が付与される」
「デルタ航空のゴールド会員になれば、同時にスカイチームのエリートプラス会員になれるので、結果、スカイチームの上級会員になれる」
という内容でした。
これからは、「スカイチームの上級会員は、どの航空会社を利用すると、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れるのか?」を解説していきます。
まず結論ですが、「クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れるのは、大韓航空で飛ぶ時だけ」になります。
例えば、クアラルンプール空港では、大韓航空はマレーシア航空ラウンジと契約しているため、デルタ航空のゴールドメダリオン会員(スカイチームのエリートプラス会員)として、乗るのが大韓航空のエコノミークラスでも、マレーシア航空ラウンジに入ることができます。
ところが、クアラルンプール空港から、チャイナエアラインやベトナム航空など、大韓航空以外のエコノミークラスに乗る場合、これらの航空会社は、マレーシア航空ラウンジと契約していないため、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入ることはできません(チャイナエアラインのラウンジなど、他のラウンジには入れます)。
このように、
「同じクアラルンプール空港から出発する場合でも、どのスカイチームの航空会社に乗るかによって、マレーシア航空ラウンジに入れるケースと入れないケースがある」
「入れるのは、乗るスカイチームの航空会社が、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジと契約している場合」
「現在、クアラルンプール空港に就航しているスカイチーム加盟航空会社の中で、マレーシア航空ラウンジと契約しているのは、大韓航空だけ」
となります。
空港 (国際線) |
マレーシア航空ラウンジに 入れる航空会社/ 入れない航空会社 |
クアラルンプール 空港 |
○ 【マレーシア航空ラウンジに 入れる航空会社】 大韓航空 × 【マレーシア航空ラウンジに 入れない航空会社】 チャイナエアライン 中国東方航空 上海 ガルーダインドネシア航空 ベトナム航空 |
例えば、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会して、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員(スカイチームのエリートプラス会員)になると、クアラルンプールから大韓航空に乗る時、マレーシア航空ラウンジに入れますが、ベトナム航空などに乗る時は、他のラウンジになります。
大韓航空でクアラルンプールに行くには
経由便になるが、
日本の出発空港や
乗り継ぎ地のソウル仁川空港でも
ラウンジに入れる。
しかも、出発時の日本の空港と、
帰国時のクアラルンプール空港では
優先チェックイン・優先搭乗もできる!
ここまでの説明は、
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会し、スカイチームのエリートプラス会員になり、大韓航空でクアラルンプールまで行けば、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる」
というものでした。
「私が乗るのはマレーシア航空のエコノミークラスだし、マイレージの上級会員でもないから、マレーシア航空のラウンジに入れる機会はないと思っていた」
という方も、上記の方法なら、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れることになります。
しかし、同時に、
「マレーシア航空ラウンジに入れるのは嬉しいけど、大韓航空利用でクアラルンプールに行く場合、どうしてもソウル経由になるなら、ちょっと面倒かも・・」
と思われるかもしれません。
確かに、マレーシア航空でクアラルンプールまで直行で飛ぶよりは、ソウル経由でクアラルンプールに飛ぶほうが時間がかかりますが、その分、上級会員の特典を受けることができます。
例えば、成田空港から大韓航空のソウル経由でクアラルンプールへ飛ぶ場合、スカイチームのエリートプラス会員は、どのような特典を受けることができるのでしょうか。
以下、メリットを簡単に触れてみます(以下の例は成田から出発する場合ですが、関空・名古屋・福岡などから大韓航空で出発する場合も、ほぼ同じになります)。
1.
【成田空港】
「大韓航空のチェックインカウンターは、乗るのがエコノミークラスでも、ビジネスクラス用のカウンターですぐチェックインできる」
2.
【成田空港】
「乗るのがエコノミークラスでも、空いている専用の保安検査場を利用できる」(成田空港のみ)
3.
【成田空港】
「搭乗開始まで、大韓航空ラウンジ、またはデルタ航空ラウンジでゆったりする」
4.
【ソウル仁川空港】
「クアラルンプールへの乗り継ぎ便の出発まで、大韓航空ラウンジでゆったりする (仁川空港は大韓航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
5.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港に到着後、スカイチームのエリートプラス会員特典として、乗ったのがエコノミークラスでも、ビジネスクラスの乗客と一緒に、早めに預け手荷物がターンテーブルに出てくる。結果、時間を節約できる」
6.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港の大韓航空カウンターでは、乗るのがエコノミークラスでも、空いているビジネスクラス用のカウンターを利用できる」
7.
【クアラルンプール空港】
「クアラルンプール空港から出発する時は、搭乗開始まで、マレーシア航空ラウンジでゆったりする (クアラルンプール空港はマレーシア航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
8.
【ソウル仁川空港】
「成田への乗り継ぎ便の出発まで、大韓航空ラウンジでゆったりする (仁川空港は大韓航空の拠点空港なので、ラウンジも豪華)」
9.
【成田空港】
「成田空港に到着後、乗ったのがエコノミークラスでも、ビジネスクラスの客の荷物と一緒に、自分の預けた手荷物も優先して出てくるから、早めに入国審査できる」
となります。
このように、成田から大韓航空のソウル経由でクアラルンプールに行く場合は、行きは出発地の成田、乗り継ぎ地のソウルで、帰りは出発地のクアラルンプール、乗り継ぎ地のソウルと、上級会員の特典を満喫しながら旅行をすることができます。
特に、クアラルンプール空港では、ワンワールドに加盟しているマレーシア航空ラウンジに入れることもあり、ちょっと特別な感じもします。
大韓航空でクアラルンプールに行くには
ソウル仁川経由になるが
日本から同日乗り継ぎが可能。
帰りも同日乗り継ぎが可能。
大韓航空のソウル経由でクアラルンプール空港に行くと、上記のような上級会員のメリットを受けれるわけですが、唯一の欠点が、経由便だと、マレーシア航空の直行便より時間がかかってしまうことです。
ただし、大韓航空のクアラルンプール行きは、ソウル出発が夕方なので、日本を午前中/早めの午後に出発する大韓航空の便に乗れば、クアラルンプール行きの便に同日乗り継ぎすることができます。
現在、大韓航空は日本の各地に就航していますが、ソウルでクアラルンプール行きに同日乗り継ぎができる、日本の出発空港は以下の通りです(スケジュールは予告なしに変更される可能性あり)。
成田、羽田、関空、名古屋、福岡、札幌、新潟、小松、岡山、鹿児島
(青森、大分など、クアラルンプールへは同日乗り継ぎできない空港も一部あり)
このように、成田、関空、名古屋、福岡をはじめ、上記の空港から出発する場合、ソウルでは数時間の待ち時間で、クアラルンプールへ同日乗り継ぎすることができます。
スケジュールによっては、乗り継ぎ時間が3時間以上になる場合もありますが、エリートプラス会員なので、仁川空港の大韓航空ラウンジでゆったりできて、食事やアルコールも無制限なので問題ありません。
何回も飛ぶことを考えると、
年会費の26,000円は格安
持っているだけで、スカイチームの上級会員になれて、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジにも入ることができる、魔法のようなデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードですが、年会費は26,000円(税抜)と高めになっています。
他のマイルが貯まるゴールドカードと比べると高い年会費になりますが、上級会員になれるメリットを考慮すると、実は26,000円は格安になります。
というのも、毎年上級会員(デルタ航空のゴールドメダリオン会員)でいるためには、アメリカやヨーロッパなどの長距離路線を年に4~5回も往復もする必要があり、それだけでも数十万円の出費になってしまいます。
ところが、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード保持者は、年間たったの26,000円(+税)の出費で、同じくゴールドメダリオン会員資格を維持することができます。こう考えると、26,000円は格安であることがわかります。
スカイチームの上級会員になって
マレーシア航空ラウンジに
入るための手順
その1
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会する
↓
その2
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが手元に届き、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員へ昇格
●クレジットカード自体は、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオンカード(スカイチーム・エリートプラス会員であることがわかるカード)とは別
↓
その3
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが届いてから、通常、3~4週間以内に、スカイマイルのゴールドメダリオン会員証が届く
●会員証が届くまでに、1ヵ月以上かかる場合もあり
↓
その4
クアラルンプールへ行く時は、マレーシア航空ではなく、大韓航空を利用する
●大韓航空の航空券の予約時・購入時に、デルタ航空の会員番号を登録する。または、チェックイン時に、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員カードを提示する
●往路は、日本の出発空港、乗り継ぎ地のソウル仁川空港で、大韓航空ラウンジに入れる
●復路は、クアラルンプール空港のマレーシア航空ラウンジに入れる
以上、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと、スカイチームのエリートプラス会員の特典を活用して、マレーシア航空のラウンジに入れる方法を紹介しました。
ワンワールドの上級会員でないにも関わらず、マレーシア航空のゴールデンラウンジに入る度に、ちょっと贅沢した気分になること間違いなしです。